上海日本人学校 虹橋校 Shanghai Japanese School HongQiao Campus

在校生の保護者の皆様

2020年3月27日

保護者の皆様

上海日本人学校

虹橋校校長 藤原 鎌次

浦東校校長 雨海 尚雄

 

 

【重要】2020(令和2)年度 新年度への対応について

 

 平素は,本校の教育活動にご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。

 

 さて,昨日(326日)の中国政府発表により、外国人の中国への渡航が原則できなくなったことを踏まえ,本校として以下の決定をいたしましたのでお知らせいたします。

 

1.開校日及び入学説明会の日程は, 1か月以上前までにお知らせします。

2.開校時期についての見込みがたたないなか,児童生徒の皆さんの先行き不透明な状態を少しでも解消し,安定して学習に取り組んでいただくためにも,4月からの日本の学校への「転入」または「弾力的な転入」を強く推奨します。

3.日本の学校への「転入」または「弾力的な転入」により、4月の新年度スタートから、児童生徒が遅れることなく学習を始めることが可能になります。「転入」、「弾力的な転入」のいずれの場合でも,日本の学校への通学が可能です。「転入」と「弾力的な転入」の大きな違いは次の通りです。

 

  転入:本校に退学届を提出していただきます。本校から一旦籍を抜くことになるため、手続き後の授業料負担は発生しませんが,将来帰国子女制度での進学等をお考えの場合、在籍換算期間が中断されてしまう可能性にはご注意ください。なお、再入学については、本校の入学条件を満たしていることが必要になります。

  弾力的な転入:本校に引き続き籍がおかれますので,引き続き毎月の授業料をお支払いいただくことになります。一方で,将来帰国子女制度での進学等をお考えの場合,在籍換算期間が中断されることはありません。

 

4.学則上は月末までに退学届が提出されない場合は,翌月分の授業料のお支払いが必要になりますが,4月10日(金)24時までに退学届を本校が受領する場合には,3月末退学扱とし、4月からの授業料はいただきません。

5.「転入」または「弾力的な転入」をされた児童生徒が,本校に再入学する場合には,原則として入学金、施設金を改めてお支払いいただく必要はありません。

6.本校開校までの間,引き続き上海に滞在する本校児童生徒に対しては,通信教育を受講することができるよう準備しています。

7.弾力的な転入をされる場合は,その間は転入先での成績が出されますが,通学をされない場合はその間の成績を出せません。

8.小学部への新入生は,入学式から在籍となりますのでそれまでの授業料は発生しません。但し、入学までは学習の保障もできません。

9.中学部への新入生は,原則として入学式から在籍となりますのでそれまでの授業料は発生しませんが,上海で生活を続ける本校入学志望者に対しては,在校生同様に通信教育を受講することが可能です。但し,その場合は受講開始時より本校への授業料支払いが必要となります。

 

開校日については,保護者の皆さんのご関心も高く,本校としてもできるだけ早くお知らせしたいと考えてはおりますが,現状,明確な日時をお示しすることはもちろん,これを示唆するようなこともできないことにつき,ご理解いただければと思います。

今後も,学校として一日も早く開校できるよう努力してまいりますが,児童生徒の学習機会が可能な限り確保されるよう、各ご家庭にてご検討いただきますようお願い申し上げます。

 

                                                                                      以上