小学部6年 修学旅行を行いました


小学部の6年生が、中国の首都・北京で歴史的文化財に直接触れることで、教科書だけでは得られない中国の悠久の歴史と豊かな文化への理解を深めること、三日間の宿泊を伴う集団活動を通して、自主自立・集団行動の精神を養う事を目的に修学旅行を実施しました。

一日目は早朝から高铁に乗り、北京到着後すぐに文化探索を開始。世界遺産・天壇公園では中国伝統建築の美しさに触れ、天安門広場では中国の歴史の重みを実感しました。前門大街で買い物を楽しんだ後、夕食の北京ダックと変面ショーでは、中国の食文化と伝統芸能を同時に体験する貴重な機会となりました。

二日目は教育交流のハイライトとなる少林武術学校訪問。現地生徒との交流を通じて少林寺武術を体験し、異文化コミュニケーション能力を養いました。午後は万里の長城・八達嶺を訪れ、自分たちの足で石段をのぼり、絶景とともに歴史を感じる時間を過ごしました。険しい石段を登り切ることで、生徒たちは達成感と歴史のスケールを体感しました。夕食は飲茶料理。餃子や点心など、中国の食文化を味わいました。

三日日は輪タクでの胡同めぐりで北京の伝統的な生活様式を観察。歴史ある建物を巡りながら、そこで今も生活する人々の姿や様子を感じることができました。

王朝時代の都の様子や近代において五輪開催地として発展してきた姿について、見学地はもちろんのこと、バスから見える街並みからも、中国の歴史の深さを存分に学んだ三日間でした。

この修学旅行を通じ、教室では得難い実体験を積むとともに、中国の悠久の歴史と急速な現代化を対比的に理解する貴重な機会を得ました。当校では今後もこのような実践的な学びの場を積極的に提供してまいります。